国立大学法人 豊橋技術科学大学

旧国際協力部門

ICCEED(International Cooperation Center for Engineering Education Development)

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ICCEEDの活動

JICA開発大学院連携事業との連携

開発途上国の未来と発展を支えるリーダーに日本の近代の開発経験を学んでもらうJICA開発大学院連携事業の趣旨に賛同し、留学生を対象に同事業の一環として2018年10月より「産業技術論」を開講しました。日本の産業技術は技術力において既に世界で高い評価を得ていますが、様々な分野における技術開発の背景、技術の製品化等の社会実装のプロセスなどについて、日本の優れた点や特徴的な点に焦点をあて、オムニバス方式で講義、視察、演習を行い、日本の技術力の価値や真髄を改めて世界各国の技術者や研究者に理解してもらうことを目的としています。本学の教員の他、様々な企業の第一線で活躍してきた研究者や専門家が講義を担当します。

オープンフォーラム

IGNITEでは定期的にフォーラムを開催し、工学教育国際協力に関する政策的・実践的側面に関する講演・議論を行っています。国内外から多彩な講師を招聘しており、幅広いテーマを取り扱っていることが特徴です。

IGNITEセミナー

主に本学学内や工学教育の分野で途上国協力に携わっている大学等の方々を対象として、途上国との協力を進めていく上で必要となる知識の向上を目的にセミナーを開催しています。

国際協力機構(JICA)課題別研修

JICA課題別研修とは、産業クラスターの形成・振興のための知識・方法論を基本に加え、日本政府から民間機関に至る各階層の活動まで習得できるプログラムです。クラスターの形成~運営~活性化の各プロセスにおける具体的な取り組み・工夫(企業間/産学官のマッチングのための諸活動、産業支援機関の役割・機能、大学・研究機関の知財の活用・事業化など)について学び、研修参加国の現状に合ったクラスター・アプローチの習得を目指します。

国際協力機構(JICA)国別研修 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画「電子回路・計測制御」研修

現在、メキシコにおいて国立職業技術高校に対する技術協力プロジェクトを実施しており、同事業を通じて企業に対する人材育成(カイゼン指導など)、技能者候補の人材育成を行っています。更に同国において「中小企業・裾野産業の競争力強化プログラム」のもと、自動車部品製造企業を中心とした「自動車産業人材育成プロジェクト」を実施しています。現代の自動車には電子制御が必須で、自動車の主要部品のサプライヤーの育成・技術力向上のためには、このような電子制御に関する知識が不可欠ですが、メキシコでは本分野について技術者(エンジニア)人材が不足しており、技術者の育成が急務となっています。

本研修は、電子回路・計測制御分野の技術者(兼指導者)の能力強化を通じて、メキシコ自動車産業における技術者の拡充を図ることを目的としています。

第1期

  • 【技術研修期間】平成28年5月6日~平成28年11月25日
  • 【受入人数】2名

第2期

  • 【技術研修期間】平成29年5月8日~平成29年11月24日
  • 【受入人数】1名

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