単位取得型 交換留学派遣について
交換留学派遣の概要
- ・ 本学の交流協定校の内、学生交流実施細則を締結している大学を対象に、
- 派遣交換留学生として、協定校先の大学にて科目履修・研究指導等の教育を
- 受けます。【学生交流実施細則締結校リスト】 (2023年 3月 1日現在)
- ・ ただし、交換留学で派遣先大学の学位を取得することはできません。
- (例:ダブルディグリープログラム等は、交換留学に含まれません。)
- ・ 所定の要件を満たした場合、派遣先の協定校において単位が付与されます。
- 本学での単位認定については、事前に指導教員と所属の系の教務委員の先生の
- 承認が必要となります。
単位取得型 シームレス交換留学派遣について
- ・ 本学と学生交流実施細則を締結している協定校の内、下記の国の大学院にて、
- 科目を履修、または、研究に従事します。
- ・ 要件を満たすと、『JASSO 協定派遣奨学金」が支給されます。
- 【対象国】原則ドイツ (米・伊・西・仏・フィンランドは要相談)
- 【対象者】博士前期・後期課程在籍中に留学する正規の学生
履修科目の単位認定
- 本学にて定められた『豊橋技術大学大学院と他の大学院との単位互換
- 協定に基づき修得した単位の認定等に関する取り扱い』に従って、
- 単位の認定を行います。
- ・ 交換留学において履修できる授業科目は、本学が開講する授業科目と
- 重複しないものとします。
- ・ 履修した授業科目の単位の認定は、共通科目2単位、専攻科目6単位を
- 上限とします。
- ・ すでに、他大学で取得した科目の単位認定を受けている場合は、
- その認定単位数も上記の上限に含まれます。
- ・ 修了単位としての上限については、本学の履修要覧「単位互換制度」の
- ページを参照して下さい。
研究留学について
- ・ 事前に、受入先教員の受入許可が必要です。
- ・ 研究指導委託などの手続きが必要となりますので、
- よく話し合って下さい。
- ・ 受入大学によっては、交換留学生ではなく、研究学生としての
- 受入になり、学生寮には住めない場合があります。
- ・ 研究学生となった場合、受け入れ大学での手続きは受入教員を通して
- 行います。
必要な語学能力
- ・ 大学により、TOEFL や IELTS の必要スコアが指定されている
- ことがあります。
- ・ 一般的に、CEFR B1〜B2 レベルが必要です (CEFR レベル) 。
- ・ 文科省による CEFR と 各英語検定試験対照表
- ・ 科目を履修しない研究のみの留学の場合は、英語能力テストの
- スコアは必要ありません。
- ただし、ビザ取得の為に、留学に充分な英語能力を要求されることが
- あります (面談などを通して)。
授業料
- ・ 本学の授業料を納入することで、派遣先大学の授業料は免除となります。
- ・ 履修する科目によっては、別途、授業料以外の実習費等の諸費用が
- 必要になる場合があります。
奨学金
- 1. JASSO 海外留学支援制度 (協定派遣)
- 対象者:
- ・ 単位取得型シームレス交換留学にて留学する者
- ・ 日本国籍を有する者、日本への永住が許可されている者
- ・ JASSO で定められている語学・成績要件を満たす者
- 派遣決定後、該当者に連絡します。
- 金額: 8~10万円/月
- 2. 学外の奨学金
- 財団など、学外の奨学金募集の有無については、奨学金ウェブサイトを
- 参照して下さい。
留学情報
留学の報告
- ・ 留学中及び留学後に所定の報告書の提出が求められます。
- ・ 帰国後、報告会に参加して下さい。
- ・ 派遣希望学生向けの説明会への参加やアドバイス、本学の国際広報
- 活動への協力、アンケート調査などに協力して下さい。
注意事項
- ・ 派遣先大学と本学の学年暦の相違のため、留学期間の前後に本学での
- 授業を履修できない期間が生じることがあります。応募前に指導教員と
- よく相談して下さい。
- ・ 留学の時期によっては、就職活動や卒業の時期に影響が出る場合も
- ありますので、必ず指導教員に相談して下さい。
- ・ 申請には、指導教員と所属系の系長の承認が必要です。
- 科目履修者は、各系の教務委員会委員の承認も必要です。
- 申請書締切日までに承認が必要ですので、時間に余裕を持って
- 申請書の準備して下さい。
- ・ 外務省による危険情報・感染危険情報の発出や派遣先国による入国制限
- 等により、本学が留学中止や留学計画の変更を指示することがあります。
留学の流れ
(クリックして拡大)
FAQ
- Q1. シームレス留学希望者は全員奨学金受給対象になりますか?
- A1. JASSOの規定により、下記の条件を満たす応募者の内、数名
- 日本国籍・日本永住者
- 成績評価係数 3.0 満点換算で 2.3 以上
- TOEIC 400点以上、TOEFL iBT 41点以上、IELTS 5.0 以上
- ただし、他の給付型奨学金との併給はできません。
- Q2. 対象となるのはどの大学のどの学部ですか?
- A2. このウェブサイトにある「学生実施細則締結校リスト」の大学が対象になります。
- 対象学部は、部局間と協定を締結している場合は締結している学部が対象と
- なります。ほとんどの大学とは特定の部局とではなく、大学全体と協定を締結して
- おり、その場合は、どの学部の科目でもほぼ履修できます。
- Q3. 必要な語学レベルはどのくらいですか?
- A3. 大学によって、特定の TOEFL や IELTS のスコアが求められる場合がありますが、
ヨーロッパの大学では、多くの場合、CEFR レベル B1〜B2 以上となっています。 - Q4. 英語以外の語学の科目を履修できますか?
- A4. できます。ただし、英語も含めて、本学の単位として認定されるかは、所属系の
- 教務委員の先生に相談して下さい。
- Q5. ダブルディグリープログラム等との違いは何ですか?
- A5. ダブルディグリープログラムは、海外の大学と本学との共同学位プログラムで
- 本学の学位に加えて、海外の大学の学位も取得できます。交換留学は、自分で
- 1学期間留学するか1年間留学するか決めて、履修する科目を選択しますが、
- 派遣先の学位を取得することはできません。
- Q6. 卒業時期が遅れませんか?
- A6. 科目履修の場合は、卒業時期が遅れないように、何単位留学先で履修する必要が
- あるのか、前もって計画をたて、指導教員・所属系の教務委員の先生とよく相談
- して下さい。留学先で研究だけをする場合は、本学で全ての科目を履修する必要が
- あります。留学先での研究については、指導教員とよく話し合って下さい。
- Q7. 留学先の宿舎やアパートの手配について
- A7. 科目履修者は、派遣先大学によるサポートがあります。
- 研究従事者は、派遣先の研究室に相談して下さい。
問い合わせ先
- グローバルネットワーク推進センター 留学アドバイザー
- IGNITE 棟 205 (事務局棟と図書館の間)
- 内線 6725
- gec-office@global. 末尾に tut.ac.jp を補完