7月11日にメキシコ・CIMAV(先端素材研究センター)のホセ・マーティン氏、イバノビッチ・エストラダ氏が本学を訪問しました。
2016年07月26日掲載
7月11日(月)、メキシコ・CIMAV(先端素材研究センター)の、ホセ・マーティン氏、
イバノビッチ・エストラダ氏が本学を訪問しました。CIMAVは、メキシコ国家科学技術会議傘下23の研究所の一つとして1994年メキシコ北西部のチワワ市に設立された、ナノテクノロジーを中心に、材料、エネルギー、環境分野に関する研究施設です。井上理事・副学長、髙嶋国際協力センター教授、梅本特命教授、戸髙准教授が出席し行われた懇談では、学生交流、メキシコへのインターンシップ生の派遣等の今後の両機関の交流について意見交換が行われました。その後、井上理事・副学長がCIMAVとの大学間交流協定及び学生交流実施細則に署名を行い、ホセ氏に書面が手渡されました。
訪問に併せ、平成28年度第1回IGNITEセミナーとして、「メキシコ・CIMAVの紹介と日本人学生のメキシコでのインターンシップ」と題して、CIMAVの教育研究活動、産学連携、メキシコでの就学・インターンシップについてホセ氏にご講演いただきました。また、メキシコからの国際協力機構(JICA)受託研修員として本学に在学中のサン・ファン・デル・リオ大学教員のラファエル・オカンポ・マルチネス氏、ノリック・エスピノス・バリオス氏がメキシコの文化やサン・ファン・デル・リオ大学等について紹介しました。
講演には約40名の本学教職員及び学生が参加し、講演後の質疑応答では、参加者より「メキシコは日本との関わりが深い上に、高度な技術開発が進んでいると実感しました。」「メキシコのインターンシップについて、多くの情報を得ることができました。」等のご意見が寄せられました。
今回の訪問・セミナーを契機に、本学内でのメキシコへの理解が深まりCIMAVをはじめとしたメキシコの教育研究機関との新たな交流へと発展することが期待されます。
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