12月1日(火)、2015年度第7回目IGNITE（グローバル工学教育推進機構）セミナーを開催しました。（本学学生・教職員・企業関係者を含め計39名が参加）。

　今回は、名古屋大学名誉教授・農学国際教育協力研究センター　元教授　浅沼　修一氏をお招きし、「大学とＪＩＣＡとの連携による国際教育協力を通じた開発途上国支援の現状と課題　－世界を知る日本人と途上国人材の育成－」と題して、アフリカ等の開発途上国における食料自給率、農業生産の現状、政府、民間企業、大学等が連携した農学知的支援ネットワークによる研修、プロジェクトを通じた現地の人材育成支援について、ご講演を頂きました。

　参加者からは、

「アフリカへの日本による国際協力について知ることができてよかった。現場に入って一緒に考える、責任をもつことが日本の援助の特徴ときけて大変嬉しい。」

「技術支援を行う国々の中での日本の特徴などの話しが聞けてよかった。浅沼先生ご自身で体験されたことを踏まえてお話されていたのでとても面白かった。」

「It is good to know that Japan puts so much effort in international problems. In my opinion, many developing countries are still facing financial and political problems. Even Japan offers many solutions to improve environment / source problems, but those developing countries might be difficult to accept the offer because of the lack of peaceful and fair condition.」

「学生に長期留学を勧めるとなると、もっと途上国にいくメリットが必要。大学を休学していくので、好条件でないと学生はなかなか手が出せないのでは？」

等、様々な感想、ご意見が寄せられました。

IGNITEは、グローバル化が進展する経済・社会，産業・技術、教育など多岐にわたる分野で、豊富な知見・経験を持つ講師をお招きし、現場の状況、展望など、情報提供等を目的としたセミナーを開催していきます。どうぞご期待下さい。