平成26年度第1回 ICCEEDセミナーを開催しました。
2014年07月25日掲載
近年のグローバル化の進展により、世界の国境を越えた交流が加速し、地球規模の課題が顕在化する中で、日本の戦後高度経済成長を遂げた経験と蓄積された知見、技術を活かし、国際社会、とりわけ開発途上国・地域の発展に貢献が期待されています。しかし、そのあり方も近年では、大きく変容しています。
セミナーでは、JICA(※)人間開発部 次長兼高等教育・社会保障グループ長 佐野景子氏をお招きし、「大学による国際協力とは-課題と展望-」と題して、国際社会への貢献・国際協力の中で、大学の教育と研究活動が、どのような役割を持たれるかを、国際社会・世界の高等教育の状況、JICAと本邦大学との補完関係、今後の方向性、大学との連携に対する期待などについて、講演いただきました。
講演に先立ち、澁谷晃 国際協力センター准教授が、国際協力の意味と本学の国際協力活動・体制について概説しました。
44名(教員13名、職員6名、日本人学生17名、留学生7名、その他1名)の参加をいただき、JICAの協力事業の在り方、事業による研究機材等の活用の在り方、奨学金支援による留学生の帰国後の継続的な支援への期
(※)JICA: Japan International Cooperation Agency, 独立行政法人 国際協力機構。技術協力・資金協力活動を通し、世界150以上の開発途上国の国造り・人づくりを支援している、日本政府の開発援助機関