7月16日、JICA（※）中部国際センターから、鈴木康次朗 所長、岩瀬誠 研修業務課長、同課 川淵貴代氏が、本学を訪問されました。大西隆学長・井上光輝副学長との懇談では、穗積直裕国際協力センター長、澁谷晃 同センター准教授の同席のもと、JICAの行う国際協力事業への、本学の協力や取り組みについて、意見交換が行われました。

本学は1990年代から、JICAの「インドネシア高等教育開発計画（HEDSプロジェクト）」、インドネシア「ハサヌディン大学工学部強化計画プロジェクト」、アセアン工学系高等教育ネットワークプロジェクト（AUN/SEED-Net）などに対して、積極的に支援協力を行ってきています。鈴木所長からは、本学がこれらの国際協力から得た経験や知識を活かして、今後さらに国際貢献を進めることへの期待が述べられました。

特に、アフガニスタン「未来への架け橋・中核人材育成プロジェクト（PEACE）」や、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ（ABEイニシアティブ）」などの人材育成に対して、より発展的な支援協力の要請がなされました。

今後の本学とJICAの一層の協力体制確立に向けて、連携協定の締結も検討し、本年を「国際化元年」としてさらに密接に協力を進めていくことで、鈴木所長と大西学長の間で合意がなされた、大変有意義な会談となりました。
                           会議の様子　　　　　　　　　　　JICA（左から）岩瀬課長、鈴木所長、川淵氏

　　　　　　　本学(左から)　澁谷准教授、井上副学長、大西学長、穂積センター長　

（※）JICA:  Japan International Cooperation Agency, 独立行政法人 国際協力機構。技術協力・資金協力活動を通し、世界150以上の開発途上国の国造り・人づくりを支援している、日本政府の開発援助機関